現場の状況を読みながら、
ここでしか味わえない食体験を提供する
現在、私が担当しているマグロの解体実演販売。これはマグロの部位ごとの魅力を説明する演出を入れながら包丁捌きを見せる、いわばエンターテイメントショーで、ここ『とれとれ市場』の名物ともいえるものです。集客力のあるイベントでもあるため、なかにはこれを目当てに足を運んでいただくお客様もいらっしゃいます。それだけにやはりやりがいも大きいですね。
またこうした解体のパフォーマンスはなにより販促サービスの側面が強いんです。なので実演販売を実施する時間も事前に定めず、当日のお客様の入り具合などを見計らいながら、もっとも効果的なタイミングを見極めて行うようにしています。そうやってリアルタイムであらゆる状況を読みながら、いかに多くの方に購買いただけるようにするか、という工夫は欠かせません。そのうえで、ここでしか味わうことのできない食体験を提供するのが私たちの仕事。そうした複数の要素に気を配りながらパフォーマンスを行うことを常に心掛けていますね。