一度離れたからこそ気付けた、
故郷の魅力
生まれも育ちも和歌山なんですが、大学進学を機に一度地元を離れたんです。その後帰郷し、白浜のホテルに就職。そこで配膳からお見送りまで、接客のイロハを学びました。
ただ、働くうちに和歌山に密着しつつも、もっと自分に合った環境で働きたいと思い直して。
地元で、かつこれまでの接客経験を活かせる仕事を探すようになりました。そんな時、昔からなじみのあった『とれとれ市場』をきっかけに当組合の存在を知ったんです。やはり白浜というと観光業がさかん。接客が活かせる場所は他にもあるなかで、当組合は新しい事業を積極的に打ち出していて、もっとも勢いがあると感じたことが決め手でしたね。あとは、もともと海が好きで、釣りが趣味ということもあり、海の近くで働きたいというのも正直大きかったです(笑)
振り返ると、学生時代に一度地元を離れ、そのまま“外”を経験したからこそ、地元である白浜にしかない魅力にあらためて気付けたというのは思いますね。今は、組織全体が拡大していることもあり、前職では経験できなかったダイナミックさのなかで働けています。