堅田漁業協同組合 RECRUITING

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若手社員座談会

~若手社員の本音トーク in
『屋形船かがやき屋』~

新入社員の本音トーク

私が堅田漁業協同組合を選んだ理由

辻本
私はもともと和歌山出身なんですけど、水産資源に関することを学びたいと思って県外の大学、大学院へ進学したんです。そこではクジラの遺伝子について学びながら、将来は和歌山の魅力を水産資源という側面からアピールできたら、と考えていました。それで就活時、学生時代に勉強したことを地元に持ち帰って活かせる働き方を探しているときに、ちょうど堅田漁業協同組合を知って、興味を持ったことからそのまま入組することになりました。
土井
僕も入った動機はけっこう辻本さんと似ているかな。和歌山市出身だったこともあって、地元で就職したいというのが就活の軸としてありました。くわえて観光業にも興味があったので、観光の街である白浜のなかでいろいろな働き方を探していましたが、ここほどいろんな事業を手がけている会社は他にないなと感じて。どの事業もこれからどんどん伸びていくだろうという期待を感じられたこともあって、入組を決めたという感じですね。
佐藤
僕はもともと水産業に興味があって、水産高校から大学に進学し、そこでも水産を勉強して、仕事も水産、という「水産一筋」なんです。その大学時代にちょうど土井さん、辻本さんたちと同期である、大学の1学年上の先輩がここに入組されていたことが直接的なきっかけですね。
私は新潟出身だったので最初は地元での就職も考えていたんですけど、地元以外の場所で一から働いてみたいという思いもあったなかで、たまたまその先輩と出会って。いろいろ話を聞いているうちに、漁協という枠組みにとらわれず、さまざまな事業に取り組んでいるというので興味を持ちました。

入社したときの印象

土井
入ったときの印象ってどんな感じでした? 特に一年目だと印象深いんじゃない?
佐藤
そうですね。自分が好きなものだけに、夢が膨らんだところもあったんですが、やはり仕事ですから、イメージとは違う部分もありました。でも、それよりも一日一日が新鮮で、「今日は何ができるのかな」って、すごい楽しく働けています。
土井
なんかインタビュー用の答えしてない?絶対、なんか考えてきてたでしょ(笑)。
佐藤
いやいや本音ですよ(笑)好きな魚に携われているっていうところはもちろんですが、毎日いろんな発見があるので、楽しみながら働けています。
あとは今、市場内で貝類の販売を担当しているんですけど、貝一つとっても販売する前にお客さんに届けられる品質かどうか、毎朝チェックするというところからやっているんです。それは、ただ食材を売るというのではなく、プロとしての目利きを通して、その日ベストのものを提供することで『とれとれ市場』というブランドを高めていくことでもあると思うので、そういった責任も感じながら働けていますね。
土井
なるほど。僕が最初に配属されたのも佐藤君と同じ『とれとれ市場』の売り場だったし、今とはまた違う環境で、覚えることもいっぱいだったのを思い出したな。とにかくいろんなことを早く覚えないといけないから、集中しながら一つ一つ吸収していくっていう感じだったんですよね。
『とれとれ市場』は近畿を中心として多くの人が知っている観光スポットでもあって、幼い頃から頻繁に訪れていた場所。でも実際に働いてみて、やはり足を運ばれるお客様の数には圧倒されました。こんなに多くの方が来るんだっていう(笑)。各施設の集客力の高さは外から見ている以上のものがあったと感じましたね。
辻本
私も一年目、実際にたくさんのお客様が来ているっていうのを目の当たりにして、本当に多くの人に支持されているんだってあらためて実感しました。
私は当初「水産」に携わりたいとばかり思っていたんですけど、一年目に配属されたのは温浴施設である『とれとれの湯』。いろんな売り場を知るためとはいえ、最初はちょっと戸惑いもありました(笑)でも、そこで水産業だけでなく、全方位的な観光事業を幅広く展開していることで、自分が思っていたよりもいろんなことが手がけられそうだなって思い直して。そこからは魚や水産の魅力を広く発信するためにも、観光都市である白浜に足を運んでもらえるような仕組みづくりを推進していきたいなと思うようになりました。
幸い、今は企画部という現場とは違う部署に配属されているので、全ての店舗を総括しながら集客や販促のイベント企画作りに携われています。
佐藤
「魚」という基本はあるけれど、本当にさまざまな仕方で展開していますからね。全く異なる業態のものが寄せ集まっていて、さながら複数の会社が同居しているようなイメージ。その全体を把握しながら見るっていうのは大変ですけど、それ以上に面白いところでもありますよね。

これからの自分、これからの堅田漁業協同組合

佐藤
僕、これからの目標として持っているのが、今担当している部門の売り場づくりから仕入れまで全部一人でできるような立場に就くことなんです。魚介一般についての知識を深めながら食材一つ一つの品質をチェックできるようになっていって、いずれは市場内のどの部門にも精通して各食材の良し悪しを見極められるようになりたいですね。
土井
僕は将来、営業職として堅田漁業協同組合と他の会社とをつなぐパイプ役のような立場として働きたいと思っています。
もともと入った当初からいつか営業の仕事をしたいっていうのを言っていたんですけど、それがいつのまにか専務の耳にも入ったらしくて(笑)。そのときに「社外に出てアピールするなら、まずは組織のことを知らないと」と言われたんですよね。 ここはエリアも広いし、さらにどんどん事業も拡大していっている。そんな組合の魅力を伝えるためには、施設ごとにどんな魅力があるのか、実際に体感しておく方が良いんだと気付きました。だから、現場を経験して魅力を伝えられるようになった暁には、組織の顔として豊富な観光資源を活かしたさまざまな提案をしてみたいですね。
そういったいろんな可能性があるという点では、イベントを企画する立場としても力が入るんじゃないですか?
辻本
そうですね。新しい施設や事業が立ち上がるにつれて、自分のできる領域もどんどん増えてきているのは実感しています。私はまだまだ知識が不足している部分も多いので、これからもインプットを絶やさず、お客様のためにより良いものを届けられるように取り組んでいきたいですね。今は企画提案の際も上司に付いていただいていますが、いずれは自分一人で、自分だけのアイデアで勝負していけるようになりたいです。
また白浜に来て働くというのは、きっと本当にやりたいことがあるという方が多いと思うので、そうしたアグレッシブな姿勢を発揮していただくことで組織としてもさらに発展していくんだろうなと思います。
土井
組織全体が成長し続けていっている裏には、当然それを支える「人」がいる。だから、僕も自分のことだけでなく、これから多くの人に「この会社で入って働きたいな」と思っていただけるような会社にしていかなければという思いはあります。それがゆくゆくは和歌山のまちを活性化することにつながったら、こんなに嬉しいことはないですよね。

後輩へのメッセージ

土井
当組合は、もともと養殖から始まった組織ですけど、今では魚を中心にしながら本当にいろんな事業を手がけている。だから、これからもさらにいろんなことができる可能性があるということなんですよね。
また、組織としても、自分のやりたいことがあって、それを実現させたいという想いがあれば、チャレンジさせてもらえる社風がある。だからこそトップである組合長だけでなく、スタッフも一丸となって前のめりで新しいことに挑戦したいと思えるようになっているんじゃないでしょうか。少なくとも、そういった雰囲気のもとで働けるというのはこれから入ってくる方には伝えたいですね。
辻本
例えばシンプルに水産物に携わりたいっていう人が来ても日々、新しいことに触れられると思う。でも、市場だけじゃなくてさまざまな観光事業を展開しているのが当組合なので、実際に働いてみると自分の考えていた以上の思いがけない気付きややりがいがあると思います。
あとは、土井君の言ったとおり、自分のやりたいことがあれば積極的に裁量を与えてもらえたりと自由度は高いと思うので、自分のやりたいことを形にしていける組織だと思います。
私自身、企画する側として、少しずつですが自分から企画を提案させていただいています。特に最近はイベントの企画だけじゃなく、店舗の外観に関するデザインの話にも参加させていただくようになってきていて、店舗運営を内側からだけでなく、外側から支援するためにはどうすれば良いだろう、と頭をひねったりもしています。そうした仕事を任せていただけるとは入る前には想像していなかったですから。今ではどんどん興味の範囲が広がって、各店舗をもっと良いものにしていきたいって思いながら働けるようになりました。
佐藤
お二人の言うように、積極的に手を挙げれば、年次を問わず意見を聞いていただけるというのは実感します。例えば、売り場作るなかで気付いたことを店長に相談してみると「やってみ、やってみ」という感じで任せていただけるんですよね。
その分、責任を感じながら働くことになるので、自然に「自分ごと」として考え、動けるようにもなっていって。少しずつ販売スキルも身に付いていったんじゃないかと感じますね。だから、自分の気付きやアイデアをもとにスケールの大きな働き方をしたいと考える方にはぴったりな場所だと思いますね。
あと最後は、やっぱり魚が好きだったら絶対楽しめるよっていうのは言ってあげたいなと(笑)。
辻本
さすが(笑)。
土井
ブレないね(笑)。

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